Vol.4 『清水羽衣レガッタ』

清水羽衣レガッタ」レース
回ご紹介するのは、年に一度、海の日(今年はその前日7月17日)に行われているボートレース『清水羽衣レガッタ』です。通称ペーロン(龍舟)と呼ばれています。中国から伝わったといわれる手漕ぎ舟のことで、字のごとく龍の形をした舟のことです。日本では長崎のペーロンが有名ですが、ほかに当清水をはじめ、お台場、横浜港、大阪等さまざまな地域でレースが開催されています。ペーロンの重さや形は、地域によって異なりますが、『清水羽衣レガッタ』では、漕ぎ手22名、太鼓1名、銅鑼1名、舵取り1名の25名がひとつのチームになって、競技します。港町ならではのイベント、「清水マリーンフェスティバル」が開催されている海の日に一日だけ港を開放し、レースが行われています。
片道400m往復800mのレースで各チームは、太鼓の音でリズムをとりながら舟を漕ぎ、銅鑼の音がUターン、スパートなどの合図の役目を果たしながらレースを進めていきます。漕ぎ方はチームにより多少の違いがありますが、漕ぎ手全員の息が合うことが一番重要です。また折り返し地点のUターンが勝負の決め手のひとつで、舵取りの腕の見せ場でもあります。順調に勝ち進めば予選、準決勝、決勝と1日で3回ものレースを漕ぎぬかなければなりません。予選で負けても敗者復活戦があるため、選手たちの体力と万全のコンディションが必要となります。

レガッタに乗り込むところ

精鋭たちが勢ぞろい
選手宣誓
チーム構成は様々ですが、このイベントでは中学生以上から参加でき、今年は学生から一般男女約1000名36チームがこのレースに参加しました。大会開会式では独自の旗を持った各チームの代表がつどい選手宣誓をし、1年に一度しかないこのレースの優勝を目指し勝負に挑みます。

スタート前になると、それまでざわついていた観客も一斉に静かになり、海の上での選手たちの緊張感が伝わってきます。スタートと同時に太鼓の音や掛け声で港は一気に盛り上がります。レースの間、選手たちは太鼓の音に合わせ力いっぱい漕ぎます。漕ぎ方、Uターン、その日の天候、風、波によっても左右されてしまうところがこのレースのおもしろさでもあります。勝っても負けても漕ぎ終えた選手たちのさわやか笑顔が印象的でした。
          今年で6回目の出場となるネプチューンの皆様
      小嶋市長を囲んで
舵取りの山本さん一家

 太鼓役の玲加ちゃんと
 競技役員のまりちゃん